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アンジェーラ霧の中の人形博物館
▲北イタリア、マッジョーレ湖畔の町アンジェーラAngera湖を見渡せる高台にボッロメオ城塞Rocca Borromeoがあります。門番小屋で入場料を払い、階段を登り風雨で溶けかけた石像のある広場が、人形博物館Museo della Bambolaの入り口です。ビロードのカーテンをくぐると、子供服の展示室。子供靴を樹木のように構成した展示。麻の肌着を着て品を作る子供マネキン。何百人分のレースの服。その子供たちもずいぶん昔に大人になって、古い記憶だけが残っている服。その先のさらに暗い場所が人形の展示室。陶器の人形は裸で、人形の風呂に入っている。お出かけ着の人形親子の集団。薬屋さんに扮した人形のお店。見ている自分の足音しかしない静けさ、じっとみていると自分までドールハウスの住人になったような気分になります。
▲城の天井画を眺めながら、建物の最上階まで上がると、霧にかすんだマッジョーレ湖の眺めが、夢の様なモノばかり見学した気分のしめくくりになります。ギャラリーの奥には、ルネッサンス絵画の衣装を復元した生き人形があります。ダ・ヴインチの音楽家の肖像、白テンを抱く貴婦人。ラファエロとミケランジェロの絵画の生き人形もいます。見逃しそうなこの場所が一番貴重な見学場所です。 |
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