研修生の現地報告
第4回 岸本知之さんの「Braのチーズ祭り」


Braのチーズ祭りに行ってきました。
イタリア各州のチーズ、ワイン、ビールが集まります。
2年に一度の開催で二日間行われるこのお祭り、町中がたくさんの人でにぎわいます。

トリノから、約30分パプリカで有名なcarmagniolaで乗り換えて約40分、braに到着します。
駅を降りるとテントが見えます。まずは、ワインのブースで、持ち歩きようのグラスと、首からかけるグラスホルダーを購入します。そこに、好みのワインを入れてもらいます。 僕は、大好きなロッソコーネロをチョイス。そいつを連れて、イタリア各州のチーズを巡る旅が始まるわけです。
チーズが買える、大きなブースがあり、そこでは試食をしながら、チーズの話を聞きながら自分の好みのチーズが探せます。

まず最初にブースの入り口で、Braの名産品で作られたフォカッチャで腹ごしらえ、目の前で、たくさんのフォカッチャが焼かれています。フォカッチャの上にはBraのサルシッチャ、Braのチーズがのっていて、フォカッチャは表面が香ばしくサクサクしていて中はフンワリしていて、コクのあるトロリと溶けたチーズと、“生”でも食べられる、Braのサルシッチャがよくあいます。

最初はもう、どのチーズから試食していいのか分からずとにかく、やさしそうなおばちゃんが、2人先客を相手にしている所に何気に横に並んでその人たちにまぎれて、vorrei assaggiare?と言ってみる。すると、快く試食させてくれた。

そこのお店はアブルッツォのチーズやさんで、牛と羊の乳を混ぜたタイプの、直径20cm位のキレイなちょうど日本の鏡餅のような見た目のチーズがたくさん並んでいて、後、羊の乳のペコリーノチーズが置かれていました。フレッシュなミルクを思わせる、セミハードタイプのチーズ。気に入ってさっそく、購入。
一玉、12ユーロ、結構重くて、1.5キロくらいはあるチーズ。
お値打ちだと思いました。

こうして、要領を得てトスカーナ、ローマ、リグーリア、ナポリのモッツアレッラまで、普段こんなにチーズ食べたっけ、と思うくらい、色々なチーズをワイン片手に試食しました。

町全体が休日のお祭りムードで、路上でワインやビール片手に立ち話しているおじさん、おばさんや、恋人を連れた若者、低学年の小学生遠足の集団、のんびり休日を過ごす家族、大きな公園もありくつろげる空間がたっぷり用意されています。

結局、僕は、アブルッツォのチーズのほかに、ラッツィオのチーズ、これは、粒コショウが入ったスパイシーなやつ、保存のためハチミツで周りをコーティングされた、熟成タイプのチーズ。アブルッツォのトリュフの入ったチーズ。フランスのウォッシュチーズ、マロワールを購入。そして、ふらりと、ワインのブースに足が向かうわけです。

ワインのブースには800本ものワインがグラスで有料試飲でき、ビールのブースもありました。僕は15ユーロでグラス五杯ほど試飲したのですが、グラスといっても、ワイングラスにたっぷりと注ぎ込んでくれるので、購入したチーズ相手にゆっくりと楽しみました。もちろん、パンとグリッシーニはテーブルに用意され ています。

日本ではお目にかかることのできない、本場のフレッシュ感あふれるチーズとワインをたっぷり飲み、かなり良い気分になりましたが、ゆっくりとした良い時間を過ごすことができたチーズ祭りでした。

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