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報告記
FICTイタリア料理研修と巡る春の食材を探る旅「サルデーニャ編」
今年4月に出発した第7期FICTイタリア料理長期研修。毎回、この長期研修に同行する1週間のイタリア食材見学旅行を企画。訪問先は季節によって変わりますが、普通の旅ではなかなか目にすることの出来ない“貴重な食”を求めての1週間。
今期は、現在イタリアのリストランテで研修中の6期生も参加し、サルデーニャ北西の町アルゲーロより旅は始まりました。
イタリア本土とは全く違った食の文化をもつ島を巡り、新たなイタリアの「味」を発見します。
4月16日 アルゲーロ到着
前期研修生の中には、前日リヴォルノ港(トスカーナ州)から船でサルデーニャの東海岸オルビアに到着、電車で島を横断してようやくアルゲーロの到着した方も。(なんという長旅!)
4月17日
アルゲーロのホテル学校にて伝統的なサルデーニャ料理の授業。
イセエビを始め数々の魚介類をふんだんに使った海の料理と、子羊、野菜を使った山の料理。この土地ならではの食材の使い方を学びました。
特に、ジャガイモを使った詰物入りパスタ“クルルジョーニズ”の成形には一苦労。まともな形に出来たのはごくわずか。
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4月18日
ボッタルガ養殖所見学
海が内陸まで入り込んだ平原の漁師小屋で、カラスミ、茹でたボラなどを味合う。
漁師さんの手で、粗く切られた黄金色のカラスミが紙皿にタップリと盛られ「日本で食べたらいったいいくら?」と考えずにはいられない。
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4月19日
早朝から羊飼いの小屋へ、チーズ作りの見学。前日の雨でぬかるむ平原の道を歩くこと30分。フィオーレ・サルドという羊乳チーズの製造を見学。薄暗い裸電球のぶらさがった小屋で、2人の男性が手作業で黙々とチーズをつくっていく。
羊飼いの主人は、自家製のチーズ数種とパーネカラザウ(サルデーニャ独特の古代からある保存パン)、一升瓶に入った自家製ワイン(ぶどう酒といったほうがいいような)で、飛び切りのおもてなし。未だ寝ぼけ眼の私たちに「そら!全部食べ終わるまでは、帰さないよ!」と、今度は自家製グラッパのサービス。
私たちが訪れたこの羊飼いの小屋は、現在閉鎖され、もっと地の利のよいところでチーズ作りをされているとか。人里はなれた平原での貴重な体験でした。
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西海岸からいっきに東海岸に程近いドルガーリ(ヌオーロ県)まで大移動。
リストランテにて、サルデーニャ名物仔豚の丸焼き“ポルチェッドゥー”をはじめ、独特なサルデーニャ料理を堪能。締めくくりのドルチェは、自家製蜂蜜をたっぷりとかけた揚げたての“セアーダス”でした。
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