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イタリアソムリエ長期研修
研修生便り(4)
渕本 聖一(第一期生) プロフェッショナル・ソムリエ
4月に日本を離れ、イタリアに戻ってきてから早くも6ヶ月がたちました。 '99年に半年間、イタリアでワインの勉強をする機会を得て、本当に多くのことを学ぶことが出来ました。新たにイタリアに来たのは、自分にとってまだまだ足りない部分を補いたいと思ったからです。というのも、料理とワインの相性--私が思うにソムリエにとって一番大事なこと--をもっと勉強したかったからです。この4月からの半年間、以前の研修でもお世話になったロンバルディア州のイル・ソーレ・デル・ランコで仕事をさせていただきました。ただ今回は研修生としてではなく、一ソムリエとしてでしたので、責任のある仕事を任せられた分、より厳しい指導を受けました。 こちらのソムリエのイヴァーノ・アントニーニ氏はまだ若いですが、とても才能に溢れた方で、彼にワインの試飲会に連れて行ってもらったり、カンティーナに連れて行っていただいたりと、いつも飲んでばかりでしたが、本当に良くしていただきました。特にピエモンテの料理とワインの相性について教えていただきました。 彼とワインの相性を話している時に、面白く感じたのは、イタリア人の味覚感覚は、日本人のそれに比べ、一般的により強いものを求める傾向にあるということでした。今後のサービスをする上で大いに参考になりました。 この半年間で一番うれしかったことは、お客様からお礼状をいただいたり、お客様の家に招待していただくことが出来、自分のサービスが外国でも通用することが分かったことです。 休みの間には多くのリストランテで食事をする機会を得ました。そこで、気付いたのは、イタリア料理が変わってきているということです。軽い味わいのものが主流になり、フランスやスペイン、日本や中国の料理技法が取り入れられています。料理の世界もそうですが、ワインもまた新しい世界に進み始めているのでしょう。 もちろん、地方料理とワインの相性というのも大切です。そのようなベースになる部分を踏まえつつ、私は新しい時代のワインのサービスを出来るように、頑張っていきたいと思っています。 |
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