イタリアソムリエ長期研修
研修生便り(2)


小川 征司 さん(第1期生)
(現在トスカーナ州にて研修中)

 小川さんは、1999年7月研修に参加。その後6ヶ月間の研修を経て一時帰国。研修先のマルケ州にあるリストランテ「ジャルディーノ」との話し合いの末、ソムリエMassimo氏の推薦とご本人の強い希望がかなって再度イタリアでの研修のため2000年4月に渡伊。
 イタリア人パートナーとの大きな信頼を掴み、着実にイタリア・ソムリエの道を進み始めた小川さんからの現地報告記&彼のマエストロ(師匠)であるリストランテ「ジャルディーノ」のソムリエMassimo氏からの「お言葉」です。
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 私は「ジャルディーノ」で過ごす2回目の夏を迎えようとしています。6月といっても、すでに日差しは強く、時折ひまな時間を見つけては、海辺まで足を運んで日焼けに励んでいます。リストランテは、1年中で最も忙しい夏のバカンスシーズン到来。毎日、あわただしい日々を送っています。
 ここは、ホテルとしても営業しており、これからのシーズンは宿泊を兼ねて食事にいらっしゃるお客様も多く見受けられます。宿泊客のほとんどは、日中近くの町を観光したり、ホテルのプールでくつろいだりと様々ですが、やはり夜は「ジャルディーノ」での食事をとても楽しみにしていらっしゃる方が多いようです。
 さて、私はここ「ジャルディーノ」でソムリエとして研修をさせてもらっているわけですが、今はそれだけにとどまらず、カメリエーレ、ホテルのバールとジェラテリアではバリスタとしてカフェやカクテル、ジェラートのサービスをしています。特に、バールではお客様と対話する機会が多く“イタリア”を知るとてもよい勉強になっていると感じています。
 こうした仕事、日常生活から“本物のイタリア人の生活”が少しずつ見えてくるとともに、イタリア料理、イタリア・ワインの見方も少し変わってきたように思います。もともと「料理とワイン」そして「生活」は切り離すことが出来ないものだと考えていましたが、現在の生活環境の中で、あらためてその密接なつながりを確認しています。
 イタリアで、まだまだ知りたいことが沢山ある現在、私の帰国は、当分先になりそうです。
(2000年6月)

マルケ州 リストランテ「ジャルディーノ」ソムリエ
Massimo Biagiali氏

 私から見たセイジは、とてもポジティヴな思考と、めずらしいほどのプロ意識、強い好奇心を持つ人間。そして、とても丁重なその姿勢と、彼の並外れた聡明さには常に感心している。実際、セイジはイタリア全土のワイン事情にとても詳しく、そして常にイタリア中の名門リストランテを訪問し、勉強に余念が無い。
 彼には私のパートナーとして、大きな信頼感を持っている。この先も、私たちとともに「ジャルディーノ」の一員として活躍してくれることを願っている。

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