お食事会報告
第50回 白金高輪 BITTO (ビット) 伊東シェフ
テーマ「伊東達也シェフの我が心のマルケ」
平成19年2月27日


 2月お食事会の舞台は白金高輪の『BITTO』。店名はロンバルディアの有名なチーズの名前と思いきや、イタリア修行時代に『イタリア人がイトウと呼びにくいからそう呼んだ』というシェフの愛称が由来だそう。この日のメニューを一目見ただけで、伊東シェフの気合とイタリアへの愛を感じずにはいられなくなる、どれもこれも手の込んだ、そして美しいお料理の数々でした。
 ストゥッツキーニ、アンティパストはチーズ、野菜、魚介など、素材そのものの長所を引き出している料理が12種類も登場。一口大に盛られたそれぞれの料理には、その元になっているイタリア郷土料理の血流が感じられ、それをとても美しく爽やかなイメージに仕上げられていました。
 プリモピアットに登場した自家製パスタは、モッツァレッラにトマトソースという王道のような組み合わせでしたが、そのトマトソースも季節ごとに品種や熟成具合を見て組み合わせるとのことで、この日はなんと6種のトマトから作られていました。甘みだけでなく酸味も強く感じられるトマトソースは、なかなかいただけないメニューであるはず。
 メインにはこの日一番の歓声を浴びた、子豚のポルケッタ。ハーブをたっぷり巻き込んだジューシーさと表面のカリカリとした食感が、さすが丸焼きならではの醍醐味を堪能できるものでした。目にも美しい、そしておなかいっぱいなのになぜか優しさが漂う、伊東シェフの人柄を感じずにはいられない素晴らしい夜でした。

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