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お食事会報告
第33回 渋谷 オステリア イル グッフォ 坂本シェフ
テーマ「坂本建シェフの大地の贈り物」
2月のお食事会の会場は、ict食文化企画の事務所から歩いて2〜3分の場所にある『オステリア イル グッフォ』。渋谷の駅からも歩いて10分足らずという立地で、金王神社の鳥居のすぐ隣。落ち着いてお食事を楽しめるお店です。 イタリア料理は、その土地に根付いた食材や伝統的な調理法、そして食文化をとても大切にしている料理。坂本シェフは故郷北陸での毎日の食生活から、食材のおいしさや食材同士の相性のよさを自然に身につけたと言います。その感覚そして食材を思う気持ちは、まさにイタリア料理の本質そのものです。シェフの思いをのせた料理の数々を、約30名の参加者とともに楽しませていただきました。 まずは能登産の寒鰤のカルパッチョ。大きな蕪をうすくスライスし、柚子の香りを効かせたところが坂本シェフオリジナル。日常の料理では煮物にしていただくことが多い鰤と蕪の相性のよさを、さっぱりとしたアンティパストで提案された一皿です。プリモピアットには、寒い冬にウレシイ温かなトリッパ入りのミネストラ。たっぷり入った根菜のシャキシャキした食感と、ぷるんとしたトリッパの満足感両方を一度に楽しめる、お腹にやさしい食べるスープ。続いての登場は、名古屋コーチンと牛蒡のラグーをからめたガルガネッリ。ラグーのコッテリ感と牛蒡の爽やかな香りがアクセント。ガルガネッリとの相性もバツグンでした。セコンドピアットには、沖縄から取り寄せられた皮付きの豚バラ肉のソテーに、煮大根を添えた一皿が。コッテリとして、そしてあまい豚の脂の濃い味わいを大根がさっぱりとしめてくれるお料理です。日本料理ではよく見られる食材の組み合わせですが、しっかりとイタリアテイストに変身していました。また、ドルチェのリコッタチーズのトルタには金時芋が加えられ、お口直しのジェラートはなんと京人参で作られたもの。お皿を食べ進めていくうちに、自然な形でたくさんの野菜を楽しませていただいているコースでした。 お食事会の最後には、参加者の拍手に包まれてシェフが登場。若くそしてとってもシャイな坂本シェフですが、『伝統的なイタリア料理をベースにして、自らが選んだ食材をあわせて自分の料理を作り出して行きたい』と力強く語っていらっしゃいました。 |
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