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お食事会報告
第15回 カ・アンジェリ 佐竹シェフ
テーマ「佐竹シェフの大地の渋味を食らう」
天高く人も肥ゆる!食欲の秋。11月の会は表参道からすぐの『カ・アンジェリ』、その名の通りたくさんのアンジェリ(天使)のオブジェが出迎えてくれるリストランテにて開催されました。今回のお食事会は、自らが専用の畑にて自然の摂理に逆らわない野菜作りを指導しているという佐竹シェフならではテーマとなりました。 まずはシェフご自慢の畑や契約農家の野菜をたっぷり使った野菜づくしのアンティパスト。 続いて奄美大島の畑で作られたサンマルツァーノ(原種)のシンプルなスパゲッティ、豆の煮込み、そば粉の手打ちパスタ ピッツォッケリ、じゃがいものニョッキ、カボチャを詰めたラビオリ…と盛りだくさんのプリモピアットを楽しみました。このプリモもやはり主役は野菜たち。サンマルツァーノの甘みと酸味をぎゅっととじこめたソースや日本ではまだまだ珍しいチリメンキャベツやファッロなど、イタリアらしい食材を初めて味わう参加者もいらっしゃいました。
セコンドはパンチェッタの香りをしっかりとだきこんだ豚のロースト。このセコンド以外はほぼ野菜づくしだったためか、いつもはセコンドになるとふうふう言ってしまう皆さんも、最後のドルチェまで心地よくお楽しみいただけたようでした。イタリアでは特級クラスの野菜を使って料理をしても『上手』とは言われても『おいしい』と評価されることはない、とシェフはいいます。市場でB級と呼ばれる野菜を、余すことなく使い尽くして初めてその野菜の持ち味を活かすといえる…。トマトひとつでもヘタの部分とおしりの部分では全く味が違ってあたりまえ。均等でない食材の味を一皿で全部食い尽くす感じ、がシェフのイメージ。そう話してくださる佐竹シェフの作り出す料理の正しい食べ方を、この会にご参加いただけなかった皆様にもご紹介しましょう。 『普段の倍以上噛んで食べること。そうすることが、野菜の本来の味を引き出す一番の料理法です。』
(報告:山内 千夏)
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