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お食事会報告
第11回 トラットリア フィオッキ 堀川シェフ
テーマ「堀川シェフのリストランテ・フリポーに行こう!」
「倶楽部アピーチョ5号」でもご紹介した堀川シェフのトラットリア『フィオッキ』。 今回のテーマは、堀川シェフが在イタリア時に修行をした注目店『フリポー』の料理を堪能しよう!というもの。 着席してまず、参加者が驚いたのはこの日のメニューが裏面までビッシリと記載されていたことでした。フリポーをテーマにするならば…とはずせない料理ばかりだったのでしょう。 シェフの修行していたフリポーは、トリノ近郊にあるリストランテです。この土地には特に名産品がないそうで、立地的にはあまり豊かな場所ではなかったそうです。 それゆえに、手に入る食材で様々な工夫を凝らすことが要求されるのですが、今回の堀川シェフの料理にもそんな経験が生かされていました。アンティパストに登場したニジマスの盛り合わせでは、淡白なニジマスに網脂をあわせたり、ラベンダーの香りや燻製の香りをつけたり…とシェフの細やかな工夫によって同じ魚が3つの全く違った味わいに変身していました。 続いて『グリッシーニのズッパ』。折れたグリッシーニを畑仕事に行く前に暖炉の火にかけて出かけ、昼食に食べたという地元の食べ方のエピソードも紹介されました。また、めずらしいピエモンテの羊のリコッタ『セイラース』を使ったラビオリ、カイエットを楽しみ…いよいよフリポーの名物料理、仔羊のワラ包み焼きの登場です。 ワラで包んで焼かれた仔羊はしっとりと肉汁を抱きこんでいて、ほんとうにやわらかで豊かな味わいでした。その後、トリノ近郊の珍しいチーズの盛り合わせ、ドルチェと、両面にビッシリ書かれたメニューを端から端まで堪能しました。 遠い遠い日本の街で、自分の元を巣立って行った堀川シェフがこんなすばらしい食事会を開いたことを知ったら、フリポーのヴァルテル・シェフも驚くことでしょう!
(報告:山内 千夏)
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