Cucina tirolese
三輪亭
per famiglie
オーナーシェフ 三輪 学 (FICT第9期生)


 小田急線の豪徳寺駅から歩いて5分。静かな住宅街の真ん中に、3月1日新たなお店がオープンしました。FICT9期生の三輪学さんがオーナーシェフを務める「三輪亭」です。
 三輪シェフは、大学在学中にアルバイトを通して料理の世界と出会いました。卒業後、料理人の道を進むことを決めたシェフは東京のイタリア料理店で修業を積み、FICTイタリア料理研修に参加。イタリアではレ・カランドレを経て、肉料理を勉強するためにオーストリアとの国境に近い、アルト・アディジェへと向かいます。そこで出会った料理や人々が、この「三輪亭」のベースになっているそうです。
 重厚な色合いの木の扉を開けると、クリーム色と茶色にまとめられた店内にはやわらかな雰囲気が漂い、居心地のいい空間になっています。お昼は、\1,100〜\2,800まで4種類のコース。夜は、\3,900のコースか、アラカルトからの選択です。この日の前菜は、魚・肉・野菜をフルに使った8種類の盛り合わせで、1つ1つ丁寧に作られているのがよくわかります。そして、想い出のリチェッタにも出てくるスパッツレは、シェフがアルト・アディジェに着いた日に食べ、「それまで知らなかったパスタだけど、その美味しさにちょっと衝撃を受けた」ものだそうです。懐かしい味とでも言うのでしょうか、おいしさがじわりと胃袋まで沁みてくるような、食感も味もやさしいパスタです。





 このお店が他のお店と大きく違うのは、子供連れの家族の来店を歓迎しているところ。もちろん子供用の椅子も用意してあります。
 三輪亭のロゴをよく見ると、「cucina tirolese」と「per famiglie」と書いてあるのがわかります。「チロル料理」そして「家族のために」。今やイタリア料理店は東京だけでも相当な数になります。その中で他店にはない特徴を出したい。そう考えた三輪シェフは、お店の明確なコンセプトをこのロゴに込めたのです。
「高級リストランテを目指すのなら、この場所は選びません。地元の人に普段着のまま、家族連れで来てもらえるお店にしたかった。だから名前もシンプルに『三輪亭』。一度聞けば頭に残るから。」と話す三輪シェフには青年実業家のような一面があります。もともと、経営にも興味があるというシェフは、限られた座席数のこのお店で、さらに発展するために、将来は食材やテイクアウト料理の販売も考えているそうで、そのための準備も怠っていないとか。ここを拠点に、どんな展開が可能なのか、模索の日々は始まったばかりです。
住所 東京都世田谷区豪徳寺1-13-15
ツノダ第1ビル 1F
TEL/FAX 03-3428-0522
営業時間 11:30〜14:00 (L.O.)
18:00〜21:30 (L.O.)
   23:00 (Close)
定休日 不定休
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