Trattoria Fiocchi
トラットリア・フィオッキ


 2000年10月、祖師ヶ谷大蔵の商店街にオープンした「トラットリア・フィオッキ」。
 オーナーシェフである堀川さんはFICTイタリア料理長期研修の第2期生です。
 扉を開けて、すぐ目にとびこんでくるのが店内中央のテーブル上に山と積まれた“藁”。なんて無造作な装飾…、いいえこれはフィオッキの名物料理ともいえる「仔羊のわら包み焼き」に使用するためのもの。その名の通り、仔羊の肉をわらで包んで焼き、わらの香りをつけるという珍しい料理。イタリアで出会ったこの料理の原型は、麦わらと香草で包み焼きしていたそうですが、堀川さんは米のわらを使用。ふわっと漂うわらのこおばしく柔らかなその香りと、仔羊肉の旨味が絶妙な一品です。
 
 店内左奥の棚には、全てイタリア修業時代の思い出の品々。その一つ一つが、研修時代の様々な光景を思い出させてくれると、懐かしそうに細い目をより細める堀川シェフ。
 全てのお料理にはそんな堀川さんのイタリアへの思いが詰まっていて、一皿一皿丁寧に作り上げられています。メニューの中には伝統料理も並び、日本の食材を使っても、イタリアで学んできたエッセンスによってシッカリと本場の味わいを出しています。
 ドルチェをこよなく愛する方に感激なのは、黒板に書かれたデザートの数々。シェフが「とにかく配合に自信があるので食べてみてください!」というのがパンナ・コッタ。今では、イタリア・ドルチェの定番となったものですが、その濃厚な味わいと、とびきりなめらかな舌触りは格別です。
 
 店名の“フィオッキ”は、研修先であったピエモンテ州の名リストランテ・フリッポーの料理名(かぼちゃのニョッキ)から由来します。本来の意味は「小雪」ですが、フリッポーのシェフ、ヴァルテル氏が、ゆで湯の中でまるで小雪のように舞う小粒のニョッキの様子を見てネーミングしたのだそうです。当然、当店でも「フィオッキ」を食べることができますから、一度そのかわいらしい小粒の黄色いニョッキをお試しください。

住所 東京都世田谷区祖師谷3-4-9
TEL&FAX 03-3789-3355
営業時間 昼11:30〜14:00 夜17:30〜20:30(LO)
定休日 水曜日
シェフ 堀川 亮
HOME

 


ict食文化企画有限会社
E-mail:apicio@ict-ict.com