バーニョ・ディ・ロマーニャ編

冬でもバカンス


意外と・・・思っていたよりも・・・普通〜に新年になってしまい・・・。
そして、ウチのお店もフェリエに入りやしたっ!

夏は日数が長かったのもあって、かなり無謀な大冒険をしたんだったが・・。
今回は9日間しか日数がないのもあって、前々から狙っていたロマーニャ&トスカーナ巡りで計画をした。
シメにミラノで、冬のセールを周って、日本食食って、「最後の晩餐」も見てしまおう!って寸法さ!・・グフフ。。。

新年2日目。
今日の目的地は、ユーキが働いている、サンピエロ・イン・バーニョのガンベロロッソ。
その隣街は、松浦さんの働くパオロ・テヴェリーニのあるバーニョ・ディ・ロマーニャ。
ココの辺りはイタリア有数の温泉保養地で、できればソレも楽しんじゃおう♪ってワケ!

ぶらり途中下車の旅は、まずはボローニャ。
ここは、食の都としても知られていて、おなじみの「サルサ・ボロネーゼ」だったり「モルタデッラ」だったりの故郷。
やっぱここに来たら、サルサ・ボロネーゼのパスタを食わないと!ってわけっス。
まずは、駅からドゥオモを目指し歩いてみる。
近くには、ポセイドンの噴水や斜塔なんかがあって、なかなかコジャレタ街だ。
歩いているうちに、ブオンリコルドのお店を見つけたので、お約束のパスタとブラチョリーナを食べる。
早速、荷物(お皿)が増えてしまった・・。

ボローニャから電車で1時間以上走っただろうか・・?
チェゼーナという駅で降り、ここからバーニョ・ディ・ロマーニャ行きのバスに乗る。
でもってだ・・・すっげぇ山道!
かれこれ1時間以上も、「ここはどこ?箱根?」みたいなクネクネ道を走られて、車酔いしない俺が「ヤバイ」と思ったくらいだ。
川上さんのトコもすごかったけど、ここはソレ以上かもしれない・・。

頭がクラクラの状態で、バスの運転手さんが「ココだよ」と言う場所で降りて、坂を上る。
ガンベロロッソは商店街をぬけて、広場の脇にあった。

中に入ると、シェフのジュリアーナと、そのお母さんらしき人が暖炉の前に佇んでいる。
挨拶をして奥に進むと、ユーキがキッチンから登場した。
あの、6月のステージ出発以来の再会。
懐かしさがこみ上げた。

部屋に案内してもらい荷物を置いて、レストランの客席に座る。
やはり、パスタ王国エミリアロマーニャ州に来ただけに、メニューから「パスタ4種のアッサッジ(味見・・って訳すのかな?)」をオーダー。
前菜が2品、スープと来て、いよいよパスタ4種。
と思ったら、やってきた皿の上にはポレンタ1種類のみ・・・あれ?4種盛りじゃなくて・・・ま、まさか!?
「まさか」の通り、次の皿はファリナータ、次にパッサテッリとラビオリ・・・って何皿食うんだい??
やばいぞ・・・セコンドでトリッパお願いしちゃったよ・・結構苦しくなってきた・・・。
でもって、トリッパが来て「クレモナとはやっぱ違うなぁ〜」なんて思いつつ、頑張って完食して・・・よぉ〜っし!終わった!
ってアレ??なんでナイフフォークをセットしてんの?
あぁそうか!きっとドルチェがナイフも必要なんだ!・・・あっはっはぁ〜♪って、いい方にいい方に考えていたんだけど・・。
やっぱし来ちゃったよ・・・肉・・・次は羊。
カメリエーレが「大丈夫?頑張って!」なんて言ってくれたんだけど・・・頑張ってって言われても、もう限界だわ・・。

満腹を通り越えた状態で部屋に戻り、夜はユーキと、前々からメールでやり取りしていた14期の加藤さんとお話をする。
ユーキの部屋には、川上さんが来たときに作ったという、ダンボール製マージャンパイがあった。
それじゃあさ、明日はマージャン台を作ろうぜ!ってことで、お話は続いていく。

翌朝、ユーキと一緒にキッチンに行って、仕事風景を見させてもらった。
ドルチェの仕込を見させてもらった後、グロッタと呼ばれる洞窟みたいな場所に行き、パスタ生地を伸ばすところを見させてもらった。
ここは、パスタマシンを使わずに棒で生地を伸ばしている。
生地自体は、パスタマシンでは無理だろうな・・・ってくらい柔らかい。
日本でやったことはあるけど・・・はたして今になってうまくできるだろうか・・?

ユーキやジュリアーナに教えてもらって、タリオリーニを作らせてもらった。
普段怠けていた腕の筋肉や腰が・・・痛い・・。

夜は営業風景を見させてもらった。
途中、ドルチェの盛り付けなんかもやらせてもらえて、なかなか楽しかったなぁ。

翌朝、ユーキや加藤さんに挨拶をして、松浦さんのいるテヴェリーニまでお散歩。
歩いて30分ほどでバーニョ・ディ・ロマーニャに到着。
川を渡った向こう側には、「市営温泉」みたいなガラス貼りの建物があった。
おぉ!これか!って、やっぱ、海パンが必要なんじゃんかぁ〜!?持ってきてねぇ〜!
・・・・・・・・・・・ちくしょう・・・諦めるか・・。

テヴィリーニは川の目の前のホテルの1階にある。
入り口でカメリエーレに挨拶をすると、奥から松浦さんが登場。
メニューのお勧めを聞いて、いざ店内へ!

内装や雰囲気は、結構な高級店って感じだ。
なんか・・・俺・・・Gパンなんスけど・・・ういてる??
まずはアミューズが出てきて・・・って何種類あるんだ??
3つの小皿を使って8種類とかのアミューズが並んでいる。
どれが?何で?コレは?何で・・って全然覚えられねっス!

前菜はホタテのグリル、プリモにつぐみとリンゴのソースのマカロニと続き、メインはブオンリコルドのキアナ牛。
肉自体が、噛み締めるととってもうまみがあって、おいしかったなぁ〜。

またもお皿をお土産に、休憩に入る松浦さんのお部屋にお邪魔し、一緒に働いているシュン君も加えてしばしお話。
夜の仕事が終わった後に、ガンベロロッソに集合してマージャンをしつつ飲もう!とゆーことで決定!

俺は一足お先にガンベロロッソに戻り、明日のことを考えて一休み。
ユーキ達の仕事が終わるのを待ち、明日の朝が出発が早いので、ジュリアーナたちに挨拶をする。

さて、松浦さんとシュン君が登場。
みんなで持ち寄った酒を飲みつつ、マージャンがスタート。
ふっふっふ・・・なんせ、昨日の夜に、マージャン台を完成させたからね・・・でもやっぱしやりづれぇ〜!?
朝の5時過ぎまで頑張って、結果は俺と松浦さんのちょい勝ち!
きっと、14期以降の研修生も、みんなが遊びに来た時とかに、コレをつかうんだろうなぁ。

・・にしても眠い・・・そして寒い!
ここはやっぱし、高台にあるからかな??
眠い目をこすり、早朝の暗闇の中を、ユーキと加藤さんと一緒にバス乗り場まで歩く。

近々、ユーキもフェリエに入るそうなので、ウチの店にも来てくれるそうだ。
ウチでも働いてもらお〜っと♪
加藤さんは、次はドモドッソラで会うか、2月の豚の解体の時かな・・。

ユーキと握手をして、バスに乗り込む。
お皿が2枚入って重くなった荷物を胸元に抱いて、体力の回復を図る。
いよいよ次はフィレンツェだ♪
でも途中で乗り換えあるんだよね・・・起きれるかなぁ?



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