Buona Vacanza!! (マルケ編)


14日目の今日は日曜日。
アルベロベッロのホテルを出て駅に向かおうと思ったところ、フロントのおじさんが衝撃の一言。
「今日は電車走ってないよ!」
電車が?日曜だから休みなの?私鉄ともなるとここまでするのか・・・。
「バリまでのプルマンがもうすぐ駅から出るから、車で送って行ってやるよ!」
ホテルのフロントをほったらかしにしておじさんが車を出してくれた。なんていい人なんだ!

駅前でバスを発見。おじさんの車で追っかけてもらってなんとか乗せてもらう。
あぁ〜助かった。本当におじさんに感謝だ。で?切符はいくら?バスの運転手さんに聞くと
「切符?ここでは売ってないよ!タバコ屋とかで買ってこなきゃ!」
って朝の6時半だよ今!空いてるわけないじゃんよ!バスの中でも買えるでしょ?
「じゃあいいや、切符売ってるトコを探しながら走ろう。」

てわけでバスは扉を開けたまま、明らかに遠回りだろうと思われる細い路地なんかも通ってバリ方面に向かう。
俺のせいでバスの時間が遅れてしまうと考えると本当に申し訳ないっス・・・。
あぁそうか!だからイタリアのバスは時間通りに来ないんだ!
もうひとつ発見。運転席の右上には「運転手に話しかけないで下さい」と書いてあった。
これはおかしくてたまらなかった!イタリアらしいや!
ジェノバで乗ったあのタクシーがいい例だ。やっぱし事故が多いんじゃないか!
けど運転席に近い方から席は埋まっていって、おばちゃんとかは運転手さんに話しかけまくり!
30〜40分くらい走ったトコで切符売り場を見つけ、バリまでの切符を無事に購入。ありがとうございました。

で、今日の目的地は西川さんのいるマルケ州はサンロレンツォ・イン・カンポのイル・ジャルディーノ。
まずはバリ〜アンコナのインターシティーに乗る。インターシティーは要は特急。
当然席の予約なんてしてないので空席を探すのだが予約でびっしり。帰省ラッシュのようなものだ。
やむなく出口付近の通路に陣取っていたのだが、ペスカーラを過ぎた辺りで車内はもう混沌とした状態。
通路まで人がびっしり。車両と車両の間の連結部分にも人。歩く場所もない。横ではバカンスに連れてこられてしまった猫が「みゃ〜」。

やっとの思いでアンコナに到着。昼食は近くの中華料理屋でエビチリとチャーハンを食す。たまにはこんなのもいいでしょ?
ここから各駅に乗り換え海の横を走ること30分ほどでマロッタの駅に到着。

「喜びとおしゃべりのバール」でジェラートを食べていると、ジャルディーノのオーナー・マッシモと西川さんがお出迎え。
ここから更に車で走ること30分。ジャルディーノに到着。

お店に到着して部屋に案内される。
てっきり西川さんの部屋にお邪魔すると思っていたら、マッシモがホテルの一室を用意していてくれた。
なんと!?クーラーがついているではないか!?
クーラーつきの部屋で眠れるなんていつぶりだろうか?
次はいつになるか分からない・・・もう今日はガンガン寒くして寝てやろ〜っと!ヾ(≧∇≦)ノ"

夜ゴハンはプールの横のテーブルで食べる。
まずは西川さんの奥様・タエさんが食前酒とベルディッキオをサービス。
イタリアなのに日本人にサービスされているのが妙に気恥ずかしい・・・。
アミューズ・アフェッターティミスティと続いて、次はジャルディーノの名物・ウサギのパッパルデッレ。
ピアット・ウニコ(プリモとセコンドが一緒になったもの、一皿で二度おいしい!!)ってヤツで結構なボリュームだ。
遠くから西川さんが「どうだぁ〜?」って顔で覗いている。もちろんとってもおいしかったよ〜。
うまい酒は飲みすぎてしまっていけない・・・。ほぼ一本ボトルを空けたら眠くなってきた・・・。
「ちょっと仮眠するから後で飲もうね〜」と言いつつ、朝まで爆睡してしまったのでした。

翌日はイエジの街に西川夫妻とお出かけ。
バス〜電車〜バスと乗り継いで1時間半位かな?イエジの街に到着する。すると・・・
「なんだこのでかい城は?」
いわばこれは城塞都市。大きなお城の中が街になっているようだ。普通に車が中から出てきたりしている。
中に入ってみると普通の街。細い路地があって、坂の上の広場につながっているようだ。

なぜにイエジに来たかというとですね・・・。
俺の日本の友達・マチャミ(ってもこの前まで本名すら知らなかった・・・)がこの16日に日本からイエジに入ったんです。
ICTとは違う会社で来たんだけど、俺らと同じくコックをしていて、こっちに勉強しに来たってわけ。
ソレをバカンス前に知って、じゃあ西川さんのトコに行くついでに会おうじゃないか!ってコトになって。
けど、なにせムコウは在伊3日目。公衆電話で電話をかけることすらままならない。
幸い、西川さんのお店のヒロさんの情報でどこで勉強しているか?どこに泊まっているのか?は見当がついた。
メールは送っておいたので、あとは会えることを神に祈るとしよう。てなわけなのダス。

広場と教会を見た後、3人は彼が授業を受けていると思われる場所を探す。
彷徨うこと1時間ほどで発見!そして地下にはイエジのエノテカレジョナーレ(地域の酒を集めた酒屋さんみたいなもの)がある。
ここでヒロさんと合流。

授業は違う場所でやっているらしく、もうすぐ終わってアパートに帰るだろうとのコト。
なにぶん飲べえの集まりだ・・・当然のごとくまずはエノテカを見に行く。
エノテカにはマルケ・イエジのワインがずら〜っと並んでいる。
日本でベルディッキオはせいぜい4つくらいの生産者しか飲んだことがなかったのだが・・・こんなに種類があるとは・・・。

マチャミの捜索開始。さんざん歩き回って1時間ほど・・・「あっ!あれ日本人っぽくない??」って感じの2人組を発見。
「いたぁ〜!おっす〜!!」
どうやら電話をかけるためのテレホンカードを探し回ってたため、アパートに戻っていなかったそうだ。
イタリアに着いた感想を聞いたところ「暑すぎる!」とのことだった。やっぱそうだよね〜。
違う国に来ても、やる気になれば友達探して会ったりできるんだなぁ〜って感激したよぉ〜。

6人になった一行は昼ごはんを食べに近くのオステリアへ。
ヒロさんお勧めのヴェルデのベルディッキオを飲みつつ、パスタだの肉だのをつまむ。

エノテカが空くまでの時間はお買い物。
ちょうど夏のセールも終盤戦に差し掛かっていて、「3割4割当たり前〜♪」みたいな張り紙がいたるトコにも張ってある。
西川さんが靴屋でとてもかっちょいい靴を見つけた。しかも50%OFF!西川さんのメガネがキラリ☆彡
しかしながらサイズが無い!う〜ん残念!
どこの街でも、セールでいいもの見つけてサイズが無いパターンに泣かされるんだよな〜。

エノテカに戻ってテイスティング(という名目の飲み会?)を開始。
スプマンテ〜白〜赤とそれぞれ3種類ずつを飲み比べ「〜の料理に合わせるなら・・・」とか「食前酒で飲むなら・・・」と議論する。

ほろ酔いになった一行はヒロさんの友達の車でジャルディーノへ帰還。
部屋に戻ってからはプーリアで買ってきた赤ワインを飲みつつ西川夫妻とお互いの仕事話をする。
時間は1時になろうとしていた。

翌朝、マッシモにお礼を言い、4枚目のブォンリコルドの皿を持って出発の準備は万端。
西川夫妻と一緒にバス乗り場(じゃないんだけど待ってると止まってくれる)まで歩く。
西川さんもユージと同じく「クレモナより〜」に番外編で参加してもらうことにした。楽しみだな〜西川日記♪

今日は一回クレモナまで戻るぞぉ〜(バッグが壊れたから・・・)。そして明日はミラノだ!
バスが見えてきた。切符は?あるな・・・。話しかけないようにしなきゃ!!
西川夫妻に挨拶をしてバスに乗り込む。
あれれ?今度は運転手さんがお金と切符を持っている・・・。
一体なんなんだぁ〜統一してくれえ〜!!



HOME

 


ict食文化企画有限会社
E-mail:apicio@ict-ict.com