朝焼けのトレペリーチェを後にしバスはピネローロに向かう。
今日はバカンス4日目。
リグーリア州のアルベンガに行って、ペルナンブッコの加藤さんに会ってくるのダス。
トリノから南へ、フランスとの国境に近い海岸線に出る。
サンレモが近くなると車窓にきれいな海が映り、バカンスを楽しむ人たちがごっちゃり。
2ヶ月ぶりに見る海だ。やっぱり夏の海はいいなぁ〜。
かれこれ6時間以上の移動を経て目的地アルベンガの駅に到着したのは昼過ぎ。
ここでダイちゃん(酔うとろれつが回らなくなるおもしろい人)と再会。
アルベンガの街並みはいかにも海辺の観光地といった雰囲気。江ノ島にいるみたいだ・・・。
道端ではサンダルや浮き輪が売られていて、海岸線にはイタリア版海の家が立ち並ぶ。
まず2人は海の目の前のレストランで腹ごしらえ。
トロフィエ(ニョッキが細くなってねじってあるようなパスタ)のジェノベーゼとパンソーティ(三角のラビオリみたいなの)のクルミのソース。
セコンドでブランジーノとコッツェを頼んだのだが、プリモが多すぎてほとんど食べれなかったな。
腹ごなしに海を見に行く。
砂が多い海岸のためか海の透明度はいまいち。けどやっぱ泳いだけどね。
休憩に入る頃であろう加藤さんを迎えにペルナンブッコへ。
ペルナンブッコではブォンリコルドのお皿をもらった。このお皿のこともそのうち書くね。
詳しくはICTのサイトのTOPから開けるので読んでみて〜。(他力本願・・・え〜んごめんよ〜)
3人になって海岸沿いのバールに入りコーラで再会を乾杯。
海沿いのレストランでの仕事の苦労話などを2人から聞く。
トウモロコシに囲まれているウチの店とはやはり違うんだなぁ〜と考えたものだ。
加藤さんと別れダイちゃんの働くオーヴィットリオがあるレッコに向かう。
もう夜になっていた。
レッコの駅は坂の上にあって、駅前からは教会や海が見える。きれいな街だ。
歩くこと10分ほど。ダイちゃんの部屋に到着すると・・・
「すげぇ!広い!」
2DK、いや3Kかな・・・。ひとりでどうやって使うんだよ!って思うくらい広いのよ部屋が!!
いいなぁ〜俺の部屋とは大違い。人によっては何人かで同部屋だというのに・・・。
トリノでの写真をみたりしつつ白ワインを飲んで、気がついたら寝てしまったようだ・・・。
「ジリリリリリィィィ〜ン♪」
黒電話のようなバカでかいベル音で目が覚める。なんだ?店からの呼びだしか?
ダイちゃんも初めての出来事だとか・・・いったい・・・??
ダイちゃんが窓から下を覗いて、ビックリした表情で俺にこう言う「友達が来たっ!」
英語が得意で海外を放浪するのが大好きだというお友達の名前はヨーコさん。
すごいのはダイちゃんにアポ無しで来たコト。だからダイちゃんもびっくり!w(゜o゜)w
ダイちゃんはお仕事、なのでヨーコさんとヴィットリオで昼食をとる。
昨日に引き続きトロフィエとパンソーティを食べる。コッチのが昨日よりおいしいや!
ジェノベーゼもバジルの香りがしっかり強くっておいしかったなぁ〜。
そして、レッコの名物といえばフォカッチャ。
よく見るパンのような厚いフォカッチャと違って、薄くて大きくって本当にピッツァの親分って感じ。70cmくらいあるのでは・・・本当にでかかった。
ストラッキーノという酸味のあるチーズがたっぷり上に乗っかっていてとろ〜り・・・。
おいしそうでしょぉ〜?おいしかったよぉ〜!!
午後はそれぞれ別行動で違う海に行く。
チャリで10分も走ると海に到着。やはりバカンスシーズンなので人が多い。
岩場が多い海で、奥のほうは人も少ないので水がとってもきれい。
もう感激!!時間を忘れて海に潜っていた。魚もいっぱいいて楽しかったぁ〜!
海水を飲んでしまったのでおなかがあんますいてないんだよね〜、夜はリグリアのワインを飲んでいよう。
ヨーコさんも海から戻ってきて互いに荷物を整理しつつ電話したりテレビをみたりしてダイちゃんの帰りを待つ。
翌朝は朝の5時には出なければ・・・。
ヨーコさんも明日にはフィレンツェ方面に向けて出発。
こんな風に友達が増えていったりするのも旅行ならでは。またいつか会えたらいいね〜。
暗闇の中、のそっと起きてダイちゃんに軽く挨拶をしてレッコ駅へ向かう。
今日は飛行機に乗っちゃうのです!ナポリへはもちろん電車でも行けるのだが、イタリアで一人で飛行機に乗ってみたいな〜と思ってね。
フライトは朝の7時。
ジェノバ駅前で空港行きのバスを待つのだが来ない・・・やばい・・・6時半になる・・・。
近くで同じくバスを待っているイタリア人の兄さんと「バス来ないね〜」なんて言ってたら
「俺の家が空港行く途中だから一緒にタクシーに乗ろうか?」なんて話になった。
イタリアでタクシーに乗るのはこれが初めて。
なんせ怖い!前からイタリア人の運転する車は怖いな〜と思っていたのだが、もう間違いなく苦手だと実感した。
前見てるの?ってくらいミラー越しに話しかけてきてしゃべりっぱなし、そのくせ120kmとかでとばすとばす!
俺の嫌いなものは「高い所、特にそこから落ちる乗り物」と「酢豚の中のパイナップル」。
これに「イタリア人の運転する車、特にタクシー」が追加された一瞬だった。
空港に着いたのは6時40分。
チェックインのカウンターは同じくバカンスでお出かけの人々でごった返す。
無事に手続きを済ませ搭乗口に行ったのが55分。良かったタクシーに乗って。もう乗りたくないけど・・・。
この後はローマで乗り換えて昼前にはナポリに到着予定。
飛行機が空に浮かび始めジェノバの景色が斜めになる。
この瞬間も結構苦手なんだよね〜ジェットコースター登ってるみたいで。
目指すは青の洞窟のあるカプリ島。
窓の外は朝日に照らされた雲の波が果てしなく続いていた。
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