「食材探しの旅」パルマ・トリノ


バスはフィウッジを後にしてパルマに向かう。6時間〜7時間かけての大移動。
先ほどのフィウッジでたんまり飲んだ一行は深い眠りにつく。

着いたのはパルマの中心から少し離れた、イルーガホテル。
どんどん田舎になっていく街並みに不安を感じていたところ、急に畑の中に街が登場。
比較的新しい町なのだろう。リゾート地のような感じで、近くにはサッカーのパルマの練習場がある。ナカタにあえるかな・・・。

食事をピッツェリアでとりホテルに向かう途中でホタルを見つけた。
イタリア語ではLUCCIOLA(ルッチョーラ)。ちなみにLUCE(ルーチェ)は光。
辞書によると売春婦もルッチョーラらしい。「夜に光るから」だろう。

翌日は朝一でパルミジャーノの工場に出向く。
なにがすごいかって、その量!熟成庫に行くと「いったい何億円?」みたいな数のパルミジャーノ・レッジャーノが並ぶ。
機械が通路を走っていて、チーズを持ち上げては置いてある棚を掃除する。すごい近代的だ。
けど、牛乳を凝固させる第1段階はまさに職人技の手作業。
二人がかりでまだやわらかいパルメザンチーズを「よいしょっ!」と持ち上げて型の中に入れ、それが乾燥された後に塩水で味が付けられる。
試食の時には、そこの飼い犬だろうか?もパルミジャーノをムシャムシャ食べていた。なんて贅沢な犬なんだろう・・・。

間髪いれずに次はプロシュート・ディ・パルマの工場に行く。
ここは俺にとって、この旅一番の見どころ!なぜかって?ドモドッソラに帰ってから提出するレポートの、長本さんから出された課題が「加工肉」だからさ。
まずは肉の選別があって、次に塩漬け。機械で行われた後に職人さんが手作業で塗っていく。
てゆーか日本で骨付きの生ハムって見たことなかったので、肉の時点であれ?あれれ?って感じがする。
続いて熟成。熟成庫は最初に4℃くらいの寒いトコで、次は18℃くらいの涼しいとこに移る。
ここでも「いったい幾ら分?」くらいたくさんのプロシュートがズラリ!写真を撮りまくって食事に向かう。

レストランで出てきた生ハムは、「この旅で食べたモノの中で一番おいしい」と思えるくらいうまかった。w(゜o゜)w
その味ももちろんながら、スライスの技術がいいのだろう。ものすごく薄い。しかし、しっかり形は整っている。
冷凍したような水っぽさもなくて、口の中でとろけるような感覚がする。どうやって切ったんだ?

下にあるサルメリアにはそのスライサーがあった。日本でよく見る電動のものとちがって、手前の回転盤を時計回りに回すと、刃の部分が回転するのとともに、プロシュートを乗せた台が前後するアンティークな感じのもの。
横からの押さえる力を極めて小さく出来て、薄く切れるという優れものだった。(☆o☆)
さらに、サービス精神旺盛なイタリア人のおっちゃんが、こちらの要望に答えて、プロシュートの骨を抜く作業を見せてくれた。ラッキー!

ふっふっふ これだけでもレポート作れそうだぜ y(^-゜)

翌日はバリラのパスタ工場を見学。ナポリで見たパスタ工場とはうってかわってえらくでかい!
ウチの実家よりでかいだろう機械が何台も並んで、卵入りの乾燥パスタを含め、各種のパスタがジャンジャカジャンジャカ作られていく。
昼食を工場で済ませ、お土産にスパゲッティを頂いた。けどホテルの部屋にキッチンないしな〜。シニョーラにでもあげるとしよう・・・。

一路、最後の目的地・トリノへ。これまたとっても都会だった。今日は帰った後のためにレポートをまとめよう。

さらに翌日はとうとう最終日。ラヴァッツァのコーヒー工場を見学。
案内の兄さんがカプチーノを作ってくれたのだが、感動したのは「葉っぱ」とか「ハート」の模様をいとも簡単に作ってしまうこと。
日本で、ホールもやっていたことがあるので、カプチーノをただ作るだけなら自信があったんだが・・・。
ココアパウダーとかを使わないでこんなにきれいに出来るのか?と驚いた。

ここでトラブルが発生!カメラを落として壊してしまった。・゜(´□`)゜・。うわ〜ん
電源オフにしてもレンズが収納されないよ〜。でもってこんな時に限って撮りたい写真がいっぱいあるのはどぎゃんこったい!!
なので、ここからの写真があんまり撮れませんでした・・・。ごめんなさい。
ドモドッソラに戻ったら、携帯屋さんか電気屋さんに相談してなんとかしよう。
ちなみに、その後はコーヒー工場の奥の出荷をする場所とかを見学。
20メートルくらいかな?の高さまで各種のコーヒーのパックが積まれ、奥にはトラックヤードがある。
オーダーに応じて機械が「ウィ〜ン」て動いて、所定のケースを持っていくという超近代的な場所。
マトリックスの武器庫みたいな感じ?はたまたジャッキーチェンの映画に出てきそうな工場とでも言おうか・・・。

そういや日本ではマトリックスリローデットがもうすぐだな〜。
こっちで見てみようか?無理だって!英語にイタリア語字幕だもん!ドラゴンボールのゴクウがイタリア語でしゃべってたりするもんな〜。
いつか内容が分かるようになるのかなぁ〜。それとも日本に帰るのが先だろうか・・・。

話がそれてしまった・・・。そしてとうとう・・・

終わったぁ〜!終わってしまったよ食材巡り?探し?の旅!
楽しい発見がいっぱいだったな〜。色んな街の空気を感じることができた。
イタリアにはまだまだ知らない土地がたくさんある。知らない人が、食文化がたくさんあるんだ。
「日本に帰る前に、また色んなところを今度は自力で回ってみよう。」
寝ぼけながらもそんなことを考える。

見覚えのある景色がバスの窓に映る。故郷に帰ってきたような気分だ。
ただいま!帰ってきたよドモドッソラ!そして明日とあさってはレポートの作成さー(ノ_・、)ぐすん



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