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「食材探しの旅」フィウッジ “永遠なるオードリーに捧ぐ”
ミノーリを後にしてバスは次の目的地フィウッジに向かう。
ローマの近くにある温泉保養地らしい。そういや、そんな名前のミネラルウォーターがあったような・・・。
「温泉」だってさ!やった〜いヾ(≧∇≦)ノ"
一応、日本を発つ前に鬼怒川と箱根には行っておいた。「これが入りおさめだね〜」なんて言って。
まさかイタリアに温泉があるとはね。こいつは楽しみだ・・・。
だがしかし、その夢も間違いだったと知る。どうやら、こちらの人は温泉を「飲む」らしいのだ。裸でタオルを頭に乗せて・・・ではないらしい。
やっぱ温泉ったらさ、湯船入って、景色がきれいで、ビール飲んで、マッサージといきたいじゃない?
情報収集不足なのかもしれないが、これにはがっくり。
途中、バスはオイル漬けの野菜の瓶詰め工場に立ち寄る。
夜の酒のつまみに、トマトのような形のトウガラシのオイル漬け(中になにやら詰め物がされているらしい)を購入する。
ホテルに到着し、翌日は休みなので計画を練る。明日はローマに行ってみよう!
というわけで、当日はまず“バールで朝食を”。
エスプレッソを飲んでバスの切符を買う。1時間ほどでローマ・テルミニ駅前に到着。
まずは地図を購入。最初は歩いていけるコロッセオからせめてみる。
にしても暑い (;<_>;)
そしてメチャメチャ人が多い。“ローマの休日”は想像よりもはるかに過酷なものになりそうだ。
コロッセオはディズニーランドにいるような感じ。兵隊さん(戦士なのか?グラディエーターのような格好)が、観光客と写真を撮っている。
中に入ろうと思ったが、長蛇の列に一同は諦めの表情。
次は「真実の口」に行って、「うわ〜俺の手がぁ〜!?」をやってみたかったが、ココでこれならあっちはひとつの「口」に大騒ぎなのだろうと思い予定を変更。
歩いてトレヴィの泉に向かう。途中、露店でゲータレードを購入したところ4ユーロもしてしまった。ちなみに水も2ユーロ。
まさに物価もディズニーランド状態だと思ったものだ。
トレヴィの泉はやっぱりというか当然のごとくすんごい人!水にさわってピチャピチャなんて気にもならない。
おなかがすいたので、一同はスペイン広場に向かいつつ、レストランをさがす。
道端のレストランに入ると、イタリア人の店員さんが「コニチハ!」と言ってくる。さすが観光地・・・気味が悪いぞ・・・。
やはりローマに来たらカルボナーラ!と思いオーダーしたところ、とんでもなくまずいものが出てきた。
要は、日本でタブーとされている「いり卵」の状態で、なぜか底には焦げ跡がついている。どうやったらこうなるんだ??
やっちまった・・・。観光地なんだから、やっぱ高いのを覚悟してしっかりしたレストランに入るんだった・・・。
けどまさかローマでこうなるなんて想像もしなかったけどな〜。
店員に愛想笑いを振りまき、スペイン広場へ向かう。
スペイン広場もたくさん人がいたが、コロッセオほどすごくはない。
やっぱりここに来たらジェラートを食べたくなるよね〜。ってなわけで昼食の口直しもかねてジェラートを購入し、しばしの休憩。
次はサンピエトロに行ってみることを決意。
バスに乗って行くつもりが、どのバスに乗ればいいのかわからない・・・。近くのイタリア人に聞いてみても「地下鉄で行け!」といわれるので、言葉に従う。
ちなみにイタリアで地下鉄に乗るのはこれが初めて。小汚い、ちょっとアンティークな感じの駅。少し怖い・・そう“シャレード”のように・・・。
サンピエトロはこの“休日”のなかで最も感動した。どうなるんだ?と思われた休日もこれで「うーん良かった」と思えた。
宮殿のような建物の中心には噴水があって、ほてった体を癒してくれる。
ドゥオモの中は天井が高く、圧巻の風景。建物の様式も、壁画も、光の入り方も、キリストやマリアの像も、そして祈ってる人々もすべてが絵になる風景だ。
カトリックの国なんだということを再認識させられる。
上にも登れるらしいので、階段をひたすら登り頂上へ。ちなみにあと1ユーロだか出すとエレベーターで行ける。
頂上からはローマの町並みを一望できる。階段を頑張って登ったカイがあった。風がきもちいい。
テルミニ駅に今度はバスで戻り、昼食がひどかったぶん、マックで腹ごしらえ。フィレオフィッシュはイタリアでもフィレオフィッシュだった。
ホテルへ戻るころには疲れてボロボロになっていた、次にローマを周る時は、それこそベスパが必要だと思った。
翌日はリストランテ・イル・カルディナーレで調理実習。
スフォルマティーノ(スフレ)やラビオリを作成。今度は“サブリナ”って感じかな・・・。
おもしろかったのは赤ワインと小麦粉をねって、砂糖をつけて焼くドーナツ状のお菓子。名前は覚えられなかった。
俺の中ではかなり新しいもので、手伝ってみたがすごく面倒でしんどい!グリッシーニみたく棒状じゃだめなんだろうか?だめなんだろうな〜。
さらに翌日はフォンタナカンディーダのワイン工場を見学。直訳すると「純白の泉」。きれいな名前だ。
工場や畑もとてもきれいなところで、一番ステキだったのは、まさに「穴倉」風のカンティーナ。
洞窟の中には樽が並べられ、ワインが熟成されている。古き良き時代の人々の知恵と、生活が肌で感じられた。
日本でもおなじみの生産者ながら、ここでテイスティングしたのは、日本のそれよりもおいしく感じた。
特にフラスカティは、日本で飲んだときは「う〜ん味気ない」と思ったものだが、暑かったのも手伝ってすごくおいしく感じたものだ。
昼食は近くのリストランテでとる。先ほどのフォンタナカンディーダの kron がとってもおいしかった。
近頃、5ユーロ以下のワインばっかり飲んでたので、また、連日暑かったのもあって白ばかりだったので、久々にしっかりした赤を飲んだかな。
テーブルの下にはごはんを欲しがる猫がいる。
こんな風に、普通にレストランに動物がいたりするのもイタリアならでは。日本だと、客席に犬や猫がいたら大騒ぎするもんな〜。良く言えば寛容なのか。はたまた無頓着なのか・・・。
ローマのことを思い返す。明日はパルマに移動だ。生ハムの取材頑張らなきゃな〜とちょっとだけ考える。
ほろ酔い気分で、膝の上の猫に餌をあげて、まだ見ぬパルマの街並みを想像する“昼下がり”なのでした。
皆さんは オードリーヘップバーン は好きですか?
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