忙しい・・・・・
そーゆーシーズンなのだろうか?
とにかくココんとこ毎週末の土日に結婚式の予約が入っている。
すごい時は横のお城と店内を駆使して、土日だけで5件の結婚式(もしくは結婚パーティー)があったりする。
レストランの通常予約のお客様を入れると2日で800人近くのお客様が俺らの相手・・・。
何がすごいって規模がすごい!
大体の結婚式は150名超え。すごいのになると350名とか400名なんてこともある。
芸能人の結婚式?って思うくらいの人数で予約があって、その度に店は「食品工場」のような状態になっていて、冷蔵庫の中では身動きできなかったりする。
ある週はニンジン・ズッキーニ・赤ピーマン・黄ピーマン(ケース単位)をとにかく掃除してミキサーにかける。とか・・・。
下手するとこれで仕込み時間終了。
あくる週は朝からメロンを切りっぱなし。220名と180名と65名分。とか・・・。
これで2時間かかったり。
そしてある週はトンノ(マグロ)をジャンジャカ焼いて、ひたすらマリネにする。とか・・・。
昼に400枚やっつけたのに「あとでもう200枚あるからね♪」なんて言われちゃって戦意喪失したり。
他にもホロホロチョウだったり〜♪鴨だったり〜♪サーモンだったり〜♪アンコウだったり〜♪ウェディングケーキも〜♪
・・・あぁもう許してくれ・・・と思いつつ、歌ってみたりして・・・。
戦友たちは木曜日のことを「ジョベディ・ペリコローゾ(危険な木曜)」と呼んでいる。
というのも、週末の式に向かって大量の仕入れがあって、大量の仕込みに追っかけまわされるからだ。
しかしまぁ・・・たしかにステキな結婚式だなぁ〜とは思う。特にお城の方。
日本にいる頃にいろんな式場に行ったり、働いたりしたもんだけど、俺の中のランキングはかなり上位。
お国柄、時間がすごくゆっくり使われて、4時間5時間は当たり前だし、日本の式よりも「肩肘を張らない」感じ。
斜め向かいの教会前では、新郎新婦が登場する時間ともなると大勢の人(通行人含む)が拍手をして大騒ぎし、
通りがかりの車たちがクラクションを鳴らし、教会の鐘と合奏をする。
昼間の式だと城の庭園がキレイだ。
風にゆれる緑の中で、新郎新婦が芝生に座ってみたり、「お姫様ダッコ」をしたりして写真撮影をしている。
夕方の式も捨てがたい。
お城の入り口から建物までの地面にロウソクが並べられて、その間を新郎新婦の乗った車が拍手に包まれて到着する。
夕日が入り口の塔を照らし、入り口の吊り橋部分から漏れた横向きの光に照らされて、2人が幸せそうに建物の中に入っていく。
幻想的な雰囲気に息を飲む。
ため息のように「あぁ・・・」と声が出てしまう。
なんせ300名とかなるとひとつの部屋で入りきらないので2部屋に分かれていたりもする。
となると新郎新婦は行ったり来たり・・・。
そんなのもアリ!イタリアですから!
お客さんの方も、自由気ままに城の中や庭園を散歩する。
言葉はあんまり分からないながらも、とにかく「楽しい」のと「幸せ」なのが伝わってくる。
そう・・・とにかく楽しそうなんだ。
だからっつって、コッチはやっぱりすんげぇ〜大変だったりして、見てる余裕なんか無かったりするんだけどさ!
そんなわけで・・・木曜はペリコローゾ。
金曜は普通に夜が忙しかったりしてクタクタ。
土曜は最近は昼と夜に結婚式があって、なおかつレストランも営業したりするのでメッタメタ。
日曜はやっぱり結婚式と、レストランの予約のお客様で大繁盛し、気が付きゃ午後3時。
でもってダルダルで掃除を終わらせて、日曜夜と翌月曜がやっとこお休み。
火曜水曜で営業分の仕込をできるだけ進めて・・・ってのが最近の「1週間」の流れ。
ここに来た頃は1日半の休みを利用して「どこ行こうかなぁ〜♪」なんてルンルンだったのだが、最近はダメ。
あらかじめ予定が入っていないと、日曜夜〜月曜昼過ぎを寝たり起きたりで終わらせてしまう。
この間のお休みは、久々(ってほどでもないが)ミラノに足を運んだ。
というのも、俺の昔の同僚(シマさん)のお友達が、ミラノに来るからだ。
日曜の営業が終了し、いつもならダルダルで掃除に入るトコをダッシュで終わらせる。
急いで地元の駅に向かったら電車が2時間後まで無い!あぁ間に合わなかった・・・。
隣駅に電話をしたら「50分後にミラノ行き(快速みたいなヤツ・ウチの駅には停まらない)あるよ!」って・・・。
そうだ!この前ヤスとユージが来たときお世話になったタクシーの運チャンに電話しよう!
前回の日記に書くのを忘れてしまったのだが、この前電車を乗り過ごしてしまったのです。
イタリアの電車は車内アナウンスなどないので、夜だと「次はどこ?」って感じになったりする。
この前は、地元駅で停まった時に降りようとしたら草むらだったので「あれ?途中で停まってる?」と思ってたらホームの長さが電車に対して短すぎたようで、まんまと隣駅まで行ってしまいタクシーに乗ったのだった。
そう、その時のジュゼッペに電話をしてみよう!
どうやらウチのお店の人達も知り合いらしく、「あぁリストランテ・イタリアの日本人か!すぐ行くよ〜♪」とのコト。
電車にどうにか間に合い、ミラノでホテルのチェックインを済ませチェントラーレに向かう。
見本市の為か、観光客でごったがえす(物価も高い)ミラノに「すげぇ〜」なんて思っていると、携帯電話が鳴る。
周りに見えるものを聞いて迎えに行って見るときれいな女の人が2人。
アキちゃんとサヨちゃんはスイス〜ローマ〜フィレンツェと周って、今日はベネチアから移動してきたそうだ。
かなりお疲れのご様子で、自分のバカンスの時を思い出す。
軽く食事をしてホテルにチェックインする。
シマさんからのお土産でもらった「マガジン」と「呪怨」(←かなり怖い・・)を読んで4時頃に就寝。
翌日は、2人がフィレンツェでデジカメをなくしてしまったそうなので警察に行くことに。
ホテルの人に警察の場所を聞いたところ「ポルタベネチア」と言われたのでソコに向かってみる。
駅で聞いたら「いいや!ドゥオモの方だよ!」と言われまた移動。
ドゥオモで聞いたら「ポルタベネチアだよ」と言われまたまた移動。
やっと見つけたと思ったら「届出が出来るのはトゥラーティの方!」って言われてまたまたまた・・・ってタイム!休憩!
チェントラーレで荷物を預け、切符の手配を先に済ませる。
やっとこトゥラーティに着いて、マシンガンを持ったアメリカ大使館の警備員などに道を聞きつつクエストゥーラに到着。
さてと・・・昨日の夜、ホテルのバーでおじさんに聞いた、「届出」「盗難」などのイタリア語を並べる。
届出のシートは英語のものなどもあって、サヨちゃんがスラスラと書いていた。
1時間ほどで証明書をもらい、ドゥオモ近辺でお食事。
さーってと・・・ん?時間ないじゃん!?やばい!お土産買うトコ探さないとねぇ?
てことで、サンバビラ〜モンテナポレオーネ〜ドゥオモ〜チェントラーレと移動しお土産探し。
あぁ・・・もっといっぱい話したかったなぁ〜ごめんねぇ〜なんて思いつつ、スイスに向かう電車に乗った2人を見送る。
また会うのはイタリアか?はたまた日本か?それとも別の国か・・きっとまた会える。
5分後はミラノに来ていて、今日ウチのレストランに泊まる西川夫妻に合流(マルケ編を見てね)。
タエさんがAISのソムリエ資格試験に合格し日本に帰ってしまうので、その前の小バカンスでウチにも来てくれることになった。
この後はウチのお店に戻って、3人で「結婚式の残り物晩餐会」でも開くとしよう。
さぁ〜って!飲むぞぉ〜!
って、もうビール飲んでるし・・・。
あぁ〜忙しい・・・楽しいけどね♪(って仕事じゃねぇのかよ??)
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