ドモドッソラ後半戦



食材探しの旅(約2週間ほどで、シチリア・ナポリ・フィウッジ・パルマ・トリノと周って食材を見てくる旅 詳細は別のページでね)が終わりドモドッソラに帰ってきた。
出発前、エウロッソラで「104号室のカギがなくなりました事件」が起こり(ちなみに俺の部屋)、俺を犯人扱いしていたシニョーラは、再会したとたんに「旅の途中はカギは平気だった?」と聞いてきた。
俺と川上さん的には、「犯人はホテルの従業員の中にいる!」と思っている。
「じっちゃんの名にかけて??」間違いなく俺らではない。
あ〜マガジンなつかしいな〜。日本出発時の続きが読みたい・・・。そろそろ日本食も恋しくなってきた・・・。

翌々日は、長本さんより出されたレポートの提出日。
一部の賢い人たちは食材探しの旅の前にほぼ終わらせていたようで休みを満喫。
残り大部分はホテルにこもって、レポート作成に追われる。
俺の課題は「加工肉」が言い渡されていた。
うかつにも日本産の料理書を持ってこなかったため、イタリア語の本を購入し読んでみたのだが全然進まねったらありゃしない!(-.-;)
やむなく、旅行中にみんなから借りては、パソコンにまとめていた。
あとは、旅行中に寄ったパルマでの生ハム写真なり、色んな土地で食ったサラミ(飲んでいるときばっかだったので味の記憶は結構怪しい・・・)の写真をまとめて提出だ〜!ってプリンター無えし!
けどCDロムで提出が可になったので作成は土曜日に無事に終了。
日曜日は遠い方のスーパーに行って、シャツとワインとCDロムを購入。
ちなみに「ベルナルディ」とかいったかな?イタリア版ユ○クロみたいなものかなぁ〜。
そこで旅行の時に使った海パンも買ったんだけど、Tシャツとかも結構安くてね。

モミちゃんとのお別れもあった。最初は固いヒトかと思っていたがとんでもない!
今となっては面白い人だったな〜。骨抜きになってフニャフニャしてたり、不思議な言葉を使ったり・・・。

またいつもの学校生活が始まる。
先生方とも仲良くなった。軽く紹介すると
実習のポリーニは水鉄砲で遊んだりする面白い人で、「アッローラ」をよく発する。
ワインのアルベルティは低い声で、たまにバールでグラッパを飲ませてくれたりする。ちなみに「クインディ」と「ペロー」をよく発する。
同じくワインのロベルトはエノテカのマリオのお兄さん。口癖というわけでもないが「アッバスタンツァ」をよく聞く。
イタリア語のシルビアは俺らの授業をする教師陣で唯一の女性。この授業だけは通訳してくれるヒトがいない。「ナニッテナニ?」とか俺らの話す日本語をまねしたりする、これまた楽しい先生だ。
理論のマルコは「質問は?」を連発する。時に質問が殺到して授業がほとんど進まないまま、決まった時間(一番眠い時間帯)になると「チンクエミヌーティ(実際は10〜15分)」になる。
他にも1回2回教えてくれる先生方がいて、みな良いヒトばかり。

授業が終わって帰路に着くと、学校の敷地内で12歳13歳くらいの子たちがサッカーやバスケットをしていて、一緒にやらせてもらう。
食べすぎで皆3〜5太っていたので、いい機会だ。遊びたい反面、痩せたかった。

こうしてみんなといるのもあと2週間をきった。
最後の休みはテストの勉強をしたり、荷物も整理したりするため、1週前の休みでベネチアに電車で行ってきた。これも詳細は別のページで説明しよう。
他にも、ミラノで日本食を堪能したヒト、スイスを見てきたヒト、トリノに行ってきたヒト、滝を見てきたヒトなどさまざまだ。

最後の休みで、西川さんが回覧板、松浦さんが掲示板をそれぞれパソコンで作成してくれた。これでステージ先での皆の状況がわかりやすくなった。

いよいよ、テスト。はっきり言って全然勉強できてないっス (≧▽≦)ぶぁっはっはっ!!!
まずは午前中、理論のテストがあって、次に調理実習。
それぞれ、作るものが違って、俺が作るのはニョッキ。ラッキー!得意分野だ!
アンティの授業なんかは手伝い班だったので、ちゃんと見れなかったんだよね。当たらなくて良かった・・・。
午後はイタリア語。終了後、皆が行くレストランの、また交通手段の説明がそれぞれあって、ホテルに戻る。
いよいよあさってにはステージに出発。日本を離れた時のような緊張感がよみがえる。

エウロッソラ最後の晩ゴハンはとても豪華なものだった。
暑かったからかな?たまに、生ハムメロンなんかがセコンドで飛び出してたりしたので、これには一同驚愕。すげ〜うまい!
アフェッターティミスティなんかは、「う〜ん・・・山国!」って感じで嬉しかったな〜。
食事が終わるとベランダに出て、皆でワインを飲む。
ちょうど駅前ではお祭りをやっていて、「チワワ」や「YMCA」などが大音量で聞こえていた。

翌日はワイン学のテスト。前日の時点で「終わった〜」的な感覚だったので、適当もいいトコ。
午後はクエストゥーラに行った後、荷物をそろえて、夜は先生方も交えたリストランテでの食事会。
伊藤さんがピアノ弾いたり、ハンちゃんが歌ったり・・・。とても盛りあがった。ミノのシルビアに対する対応が一番おもしろかったかな・・・。
楽観的というよりは刹那的な感じがして、少し寂しい気がしたのは俺だけでしょうか?

ホテルに帰ると、明日、いや数時間後には出発だというのに皆と飲んでいた。
「これからは一人だ」
皆が同じように考えていた夜だと思う。

出発の朝
最初はソレントに行く川上さんが出発。トモコ泣いてなかったか?
1時間後にはユーキ・松浦さん・西川さん・トモコが出発。
そしてとうとう俺らの番。電車が動き出す時なんか、怖くって怖くってたまらなかった。2時間前、川上さんもこんな気持ちだったのだろうか。

ミラノで皆と別れる。お互いの健闘を、再会を祈り握手を交わす。
最後まで一緒だったのはアルベンガのペルナンブッコに行く加藤さん。一緒に、日通で荷物を日本に送ったからだ。
ミラノ駅構内のバールで長旅のためのコーラを買い、たばこを吸う。
俺が「怖いな〜緊張してきた・・・」と言うと、「緊張しない方がおかしいよ」と言われた。シクラメンテ(確かに)。
加藤さんと別れていよいよ一人。
時間があったので、先日みんなが行ったという日本食のレストランに行ってみた。
1ヶ月半ぶりに「いらっしゃいませ」を聞いてジーンとする。
久々に食べるラーメンの味は、こんな日だからなおのことおいしく感じた。

ミラノの駅に戻りマントヴァ行きの列車に乗った。目的地までは1時間ちょっと。
幸い、インターネットで店のメニューの一部や、客席の広さは知っている。
「何を話そうか?」「どーせ、ムコウからガァ〜と話されてパニクって初日は終わりだ!」と自問自答を繰り返しているうちに電車はトウモロコシ畑の中を駆け抜ける。
「やるしかないんだ」
そう言い聞かせて単語を覚えているうちに、電車はクレモナに到着。
いよいよ次の駅だ!


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