とうとう試験の日がやってきた。1週間ほど前からフランチャコルタに仲間4人が集まって、勉強していた。ミラノに入ったのは一昨日。準備のほどは、まさにAbbastanza(まあまあ)という言葉がピッタリ。
試験は意外な質問が続いた。最初こそ、ウンブリアの料理やワイン、瓶内二次発酵のイタリアワインの質問だったが、その後は他の国にとんだ。カヴァのブドウ品種・ポートワインの製造方法・シャンパーニュのクリュのこと・・・。思えば日本のソムリエ試験で覚えたことだったが、記憶の片隅にかすかに残っているだけだった。料理とワインの相性(Abbinamento アッビナメント)の問題で、決定的な間違いをしてしまった。というか勉強不足だったのかも。その間違いで、タストヴァンの色が金から銀に変わってしまったと思う。プロフェッショニスタには、なれなかった。
以前、様々な試験をくぐってきた僕にしては、気合いの入り方が少なかった。なぜか?いまだに分からない。一つ言えることは、この6か月間期待していた以上のことが出来てしまった。これほど満足のいった半年は未だ経験したことがないほど。十分にやることはやったという満足感が、やる気をそいでしまったのか・・・。
試験のやり方に疑問を持ちつつも、自分なりに納得した。来年がある。またイタリアに滞在する理由ができた。
|