6月9日(日)
 今日は、ローマでAIS主催の「オスカー デル ヴィーノ」があった。ワールドカップの日本vsロシアの日だったので、早めにローマに着いてピッツェリアで観戦した。試合が終わりに近づくにつれ、飲むビールの量が増えた。勝利を見届け、気分良く(酔っ払って)ホテルカヴァリエリヒルトンに向かった。
 
 前半は表彰式。最優秀赤ワイン・白ワイン・エノロゴ・生産者・エノテカ…。16項目の表彰が行われた。ちなみに、赤ワインは「サン レオナルド 97」、白ワインは「プラネタコメタ 2000」、エノロゴは「リカルド コッタレラ」が最優秀賞を受賞した。後半はノミネートされた全てのワインを試飲できた。選考基準がどういうシステムになっているのか、少し疑問に感じながらも全てを飲んだ。「最優秀赤ワイン。ブルネロ?バローロ??何でノミネートされてないの?」しかし、ほとんどのワインがさすがという品質だった。僕のナンバーワンは、「シエピ 99」。最優秀賞はのがしたものの、モルビデッツァ(滑らかさ)とエクイリブリオ(バランスのよさ)は文句なし、熟したタンニンが心地よかった。

6月12日(水)
 ワールドカップ、日本ではかなり盛り上がっているのだろう。ここイタリアでは、明日のイタリアvsメキシコ戦を前にテレビでは特集を数日前からいくつも組み、おそらく本国は選手以上に必勝体制になっている。ほとんどのイタリア人は、サッカーの話となるとほとんど仕事が手につかない。トッティー・インザーギ・デルピエロ…、誰を出せ、監督が悪い!などなど。あー、しゃべってないで仕事しろ!しかし、明日負けでもしたらどうなるんだろうこの国は?フランス・アルゼンチンに続くのではと、心配する声もあるが。

6月16日(日)
 今日は、オーナーのレナート(Renato)・シェフのディエゴ(Diego)・ディエゴの彼女のジョイア(Gioia)・マサ(日本人シェフ)、計5人でマルケ州にあるリストランテ「ジャルディーノ(Giardino)」にランチを食べに行った。テルニから2時間ちょっと。ただランチを食べに行くにしてはかなり遠いが、イタリア人はそのへんの手間は惜しまないようだ。ジャルディーノには同期生のテツ(山川哲也)が働いている。彼の働きぶりも楽しみだが、やっぱり食事とワイン。考えるとテルニに来てかしこまったリストランテに行くのは初めてだ。
 僕は、その土地の料理を中心にしたコースを食べた。セコンドが少し塩がききすぎていたが、その他みな満足の料理。ワインは全てマルケのもの。シャルドネ・ヴェルディッキオ・ロッソコーネロ、ドルチェにはやはりマルケの甘口をあわせた。ヴェルディッキオは繊細な雰囲気を残して、かなりの凝縮感。酸味もしっかりしていてバランスがよかった。ロッソコーネロは10ユーロ(1200円)くらいのものだったが、素晴らしい凝縮度、かつ、タンニンが柔らかくアナトラ(Anatraアヒル)とよく合った。
 
 次回は、イタリアでは朝の料理番組でおなじみ、ヴィッサーニに行こうとレナートと約束した。ちょっと高いけど。

6月26日(水)
 今 昨日から2日間のお休みを頂き、ナポリへ行った。ちょうど日本から友達が来たので、便乗して行ってきた。いや、素晴らしい街だ!多少の不安(治安に対して)はあったものの、正直あまり危険は感じなかった。確かに騒がしい街だ。でも、坂のある街並みは美しく、やっぱり海がきれいだ。残念ながらナポリ湾に沈む夕日は次回にお預けになったものの、遠くのカプリ島やヴェスヴィオ火山を眺める景色は最高。絶対もう一度来ようと思った。次回は、ソレント・アマルフィー・あとはナポリ市内をやっつけたい。
 あ、行ったところ?お決まりですが、カプリ島・ポンペイで1日ずつ。どちらも1日では不十分なほど盛りだくさんなところでした。青の洞窟。神秘!

6月28日(金)
 ここ2週間ほど、とても暑い日が続いている。どうやら35度くらいはあるらしい。テルニは周りを山に囲まれた盆地にあるため、さらに暑い。風があまり吹かなく、湿度が高い。ちょうど夏の京都のような気候だ。
 この街に観光客はほとんど来ない。第2次大戦で空爆され(たみたい)、文化財がほとんど残っていないというのが理由。
 この2つが原因で、めっきりお客さんが来なくなってしまった。3週間前の週末の忙しさはどこへいったのか…。オーナーのレナートは、「イタリア人はみんなバカンスが好きだから、海か山へみんな行ってしまった」とあきらめムード。今週末も、かなりの人が都市部からリゾートに動くよう。イタリア人の行動パターンは、かなりはっきりしているようだ。海辺に行った同期生のみんな、頑張って!Forza!!

HOME

 


ict食文化企画有限会社
E-mail:apicio@ict-ict.com